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- 現代語訳
四月二日 添石親雲上
平良親雲上様
弥御堅固被成御勤珎重御事御座候、
昨日者被思召寄、真黍籾五斗被掛御意、何より
之用ニ相成、御心之儀別而忝奉存候、以上、
十月十七日 添石親雲上
平良親雲上様
但、巻外封同宛書有之候得者、内ニ記置申候、
前刻者以御使被示聞趣致承達候、
追而御旅宿江罷出得御意可申候、此方江
申入度候得共不時之客人有之候ハ丶寔ニ
不申承積候故、右之次第ニ候、御馳走ケ間敷
儀ハ必御無用可被成候、御咄可仕候、以上、
霜月四日 添石親雲上
平良親雲上様
但、巻封ニ而宛書有たる事候、
四月二日 添石親雲上
平良親雲上様
いよいよ御堅固にて御勤めになられ、まことにめでたいことである。
昨日はお思し召しを寄せられ、真黍籾五斗を御恵贈いただき何よりの用になり、この御心遣いの儀、非常にかたじけなく存じている。以上。
十月十七日 添石親雲上
平良親雲上様
ただし、巻外の封に同じ宛書があるので、内に記した。
さきほど御使いをもってお示しの内容は承知した。追って御旅宿へ参上し、ご意見をうかがうつもりである。こちらへ申し入れたいこともあったものの、思いがけない客人があり、(こちらにお招きすることは)本当にお引き受けできない事情があり、このような次第となっている。御馳走のご用意などは、決して無用とされたい。御話しだけするつもりである。以上。
霜月四日 添石親雲上
平良親雲上様
但、巻封ニ而宛書有たる事候、