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脇目差様
何分拙者事、此間ハ終□ニ懸り帰宅候、
仕合ニ而御下書見取不申候御子息殿今日
懸御目候付而、如是ニ候、筆一對見當候付而為
舩中御用ニ差上申候、
猶々乍軽少国分たはこ五抱致進入之候、
聊書之品迄ニ候、以上、
一筆致啓達候、御自分御事、首里大屋子
御役被仰出、目出度御事御座候、御祝儀為
可申入如是御座候、将又當夏ハ為御益向
品々被掛御意遠海被思召候儀、毎度御心入
之段□致受用候、先御祝儀旁為可申入
如此御座候、猶重而可得御意、恐惶謹言、
十一月七日      添石親雲上
松原首里大屋子様
尚々乍軽少はせをかミ一束、拙者より国分たはこ一抱妻より

脇目差様
私のことは、この間は[     ]帰宅する次第であり、御下書きの確認ができずにいたが、御子息が本日お越しになったので、御目にかかった。そのため、このように申し上げる次第である。筆一対が見当たったので、船中での御用のために差し上げる。なお、ささやかながら国分煙草五把を進上する。書中の品として、ほんの形ばかり品である。以上。
一筆申し上げる。このたび、あなた(御自分)におかれては、首里大屋子の御役に任命されたとのこと、誠にめでたいことと存じる。御祝いを申し上げたく、このように(筆をとった)次第である。また、去る夏には(私の)利益となるような品々を(送っていただき)、遠方からご配慮くださったこと、毎度の御厚情をありがたく受け止め、品物は受納した。まずは、御祝いを申し上げたくこのようにしたところである。なお、重ねての御意を得たいと存じている。恐惶謹言。
十一月七日      添石親雲上
松原首里大屋子様
なお、いささか軽少ながら、はせをかミ一束は拙者より、
国分たばこ一抱は妻より差し上げる。
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