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- 翻 刻
- 現代語訳
胸のかかみにてらしてそみれ
平良親雲上様 御存知遊友
口陳
御旅宿隣家安座間筑登之嫡子ハ私
従婿ニ而候、今日嫡子平産祝として
前刻より罷出居候、其御元何そ無御
隙候ハ丶戻り懸御目舞申上度候間、御案内
呈麁紙候、以上、
盆月八日 平氏
平良親雲上様
去冬御出舩之當日大親方様江之御書通ニ
遂披露候処、[ ]候之段御喜悦為
被成事御座候、且また私事當役
被仰付候儀、若親方思召立ニ而従大親方以之外
被為□候ニ付而、左様之思召御事御座候ハ丶、願
取止可申旨、達而申上候處、猶又頭(親)方より
胸のかかみにてらしてそみれ
平良親雲上様 御存知遊友
口陳
御旅宿の隣家である安座間筑登之の嫡子は、私の婿である。本日、その嫡子の安産祝いのため、先ほどからそちらへ出向いている。そちらへ何かご予定のさしつかえがなければ、戻り次第、ご挨拶に伺いたく存じるので、まずは書中にてお知らせ申し上げる。以上。
盆月八日 平氏
平良親雲上様
去冬の御出船当日、大親方様へのお手紙を披露したところ、[ ]まことに喜ばしく思われた。また、私の役目拝命の件について、若親方のお考えのうえで、大親方から思いがけない[ ]、そのようなお心づもりであるなら、願いは取り下げるつもりである旨、申し上げたところ、さらに、親方より、