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  • 現代語訳

右筋ニ御取持被下候様宜御披露奉
頼候、以上、
  六月      平良親雲上
  覚
宮古嶋新造下地舩積荷見分之砌、
馬艦舩頭共より今壱尺程積入候而、相應可
仕与申出候由、書附差出置候而、御尋之趣
奉得其意候、然者、舩足見分之儀、肝要成
事候得者、在番筆者頭舩手役人乗付
之役々相合見届、別紙申上候通、
積石例之砌、弐百五拾石積入候付、足入重ク
相見得候付、馬艦舩頭共をも召寄焼印
申候間、其了簡を以舩足被見分候様
与者、私推参仕申候、依之舩足相考不
罷成段申出候由、舩中彼是□□付数年

なにとぞ右の筋にてご取り計らいくださるよう、よろしく御披露をお願い申し上げる。以上。
  六月      平良親雲上
  覚
宮古島新造の下地船に積荷をして見分する折、馬艦船の船頭らより、「もう一尺ほど積み入れたならば適切に航行できる」との内容が申出書で提出されたので、その旨のお尋ねを承った。さて、船足(走行性能)の見分はきわめて重要であるので、在番筆者・頭・船手役人・乗り組みの役人らがそろって、よく見届け、別紙にて申し上げたとおり、積石の例によって二百五十石を積み入れたところ、船足が重く見えるため、馬艦船の船頭らを召し寄せ、焼印を施すので、その了簡(考え)にもとづき、船足を見分するように私も立ち会ったところ、船足は考えることはできないという申し出であった。
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