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- 翻 刻
- 現代語訳
品迄諸味入小壺一指上申候、私事先日
段々蒙御教訓夫より氣持身持之□(修ヵ)行
致鍛錬所□日増得順快罷在申候、
右之趣御序之刻可然様御取成
可被下儀頼存候、以上、
八月十一日 平良親雲上
具志頭親方様
御與力衆
一筆啓上仕候、先以貴公様弥御勇健被
遊御勤務目出度御儀奉存候、此表□
息□息災罷在申候、貴意易可思召候、
然者私事致上国濱川親方様奉拝檀那ニ
□年来之願望候処、尓今無其儀年比
寄詰候儀何共残念至極奉存候間、何とそ
御序之節別紙書状御取添私本願
之趣御申上以後共愚札差上奉伺御安否
候様御取成被下度偏奉願候、近年卒
諸味を入れた小壺をひとつ進上する。私のことは、先日さまざまに御教訓を頂戴し、それ以来、心身の振る舞いを正して鍛錬してきたところ、そのおかげで、日に日に順調に快く過ごしている次第である。右の趣を、何かの折にてよろしくお取り計らいくださるよう、お願い申し上げる次第である。以上。
八月十一日 平良親雲上
具志頭親方様
御与力衆
一筆申し上げる。まずは、貴公様にはますますご健勝にて御勤務あそばされ、まことにめでたいことと存じる。こちらは変わりなく息災に暮らしており、その点はどうぞご安心くださりたい。さて、私こと、このたび上国し、濱川親方様へ拝し、[ ]まことに残念至極に存じている。ついては、何とぞ、何かの折りに、別紙の書状を添えて、私の本願の趣旨を申し上げ、今後も拙い書状を差し上げ、御安否を伺うことがかなうようお願い申し上げる。